『Riviera 〜約束の地リヴィエラ〜』、『ユグドラ・ユニオン』、『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』は、作品の舞台や物語こそ違えど、その根底に「デプト・ヘヴン」という同じ世界観を共有している。作品の枠組みを超えた、スティング・ワールドともいえる「デプト・ヘヴン」の全体像を紹介していこう。

「デプト・ヘヴン」の世界とは?

「デプト・ヘヴン」の世界は、大きく分けて三層に分かれている。シリーズ作品の中心的舞台である「地上」と、そして地上を挟むように存在する「神界」と「冥府」である。神界とは、地上を作り出した神々が住むエリアのことだ。しかし、神々は「神魔戦争」によって既に滅んでしまっており、神界は代行者である「ゴートの七賢」によって統治されている。逆に神の力の及ばない混沌とした場所として存在するのが、「冥府」である。地上に現れる魔物などは、冥府から飛来したものも存在するといわ ているが、その世界のあり方については、いまだ解明されていないことが多い。

これら三層の間には、通り道ともいえるルートが存在する。神界と地上をつなぐ「ヘヴンズゲート」と、冥府と地上をつなぐ「ハデスゲート」である。ヘヴンズゲートは、神界と地上をつなぐアクセスルートであると同時に、神界の防衛ラインとしての機能も持ってる。そのため、ヘヴンズゲートには、冥府からの侵攻を防ぐために「守護天使」が駐留しているのだ。一方の、ハデスゲートは、単なる冥府と地上をつなぐ通り道という訳ではない。ゲートを通るには、圧倒的な力を持った「魔神」と称される者でさえ通るのが困難といわれているからだ。神界では、このハデスゲートの監視を守護天使などに命じている。

『Riviera ?約束の地リヴィエラ?』『ユグドラ・ユニオン』『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』『ユグドラ・ユニゾン ?聖剣武勇伝?』『ブレイズ・ユニオン』

無数に存在する地上の世界

神界と冥府に挟まれている「地上」は、ひとつではない。時間的にも空間的にも独立したパラレルワールドとして存在している。各エピソードの舞台は、すべて地上の世界に存在するが、お互いが並行的なつながり合う存在ではなく、それぞれ独立し存在しているのだ。そのため、各世界で主要種族構成や国家体系などが違うのも、それぞれの世界が独立した異世界として存在しているからである。そして、これらをつなげるのが、ヘヴンズゲートで結ばれた「神界」と、ハデスゲートで結びついた「冥府」なのである。

約束の地リヴィエラ ファンタジニア王国 古城アーヴェンヘイム
「デプト・へヴン」の世界をもっと楽しむポイント!
ゲームの舞台となる「地上」世界だけみると、世界の全貌は見えにくい。しかし、各エピソードの中で描かれた事件や登場人物に注目すると、「神界」、「冥府」、「地上」を巻きこんだ壮大な「デプト・ヘヴン」の世界が見えてくるのだ。ここでは、その一部を紹介しよう。
【ゴートの七賢・ヘクター】
神界を統治しているゴートの七賢も元々は、神界の主要種族である「ヒューマノイド」でしかない。一人の生物として、欲も情もある存在といえるのだ。そのため、超越的な存在となった今でこそ、水面下では主権争いが行われているという。ゴートの七賢のヘクターが、エピソードの中に時折姿を見せるのも、さらなる権力を画策し何かを企んでいる証なのかもしれない。
【ゴートの七賢・ヘクター】

【守護天使】
ヘヴンズゲートの守衛を任されている「守護天使」。彼らは、神々の創造物でこそあるが、一度生を受けたのであれば、神々であっても抹消することはできない。そのため、間違いを犯した守護天使に待っているのは、「死」ではなく「神界からの追放」である。そして、追放の結果、魔族に変貌してしまった守護天使も実際に存在している。
【ゴートの七賢・ヘクター】

D.H.E.シリーズ&関連作品

Dept.Heaven Episodesシリーズ、通称「D.H.E.シリーズ」と呼ばれる本シリーズは、現在3タイトル(2010年4月現在)を発売している。そして、D.H.E.シリーズに関連するタイトルは、ワンダースワン版の『Riviera ?約束の地リヴィエラ?』の発売以来、スティングを代表する人気作として、ハードにとらわれることなく広がっている。

『Riviera ?約束の地リヴィエラ?』 公式サイト

記念すべき、D.H.E.シリーズ1作目。オリジナルは、ワンダースワン版。神界と冥府が争った「神魔戦争」から、1000年後の「リヴィエラ」を舞台にしたファンタジーRPG。RPGなのにレベルアップのない独特なシステムや、細かく描き込まれたドット絵など、D.H.E.シリーズの方向性を決めたともいえる一作。

ワンダースワンカラー版:2002年7月12日発売
ゲームボーイアドバンス版:2004年11月25日発売
PSP版:2006年11月22日発売
PSP版(SPECIAL EDITION):2007年10月18日発売
©NBGI 2002
©NBGI 2002 / ©2004 STING
©2002 NBGI ©2004-2006 STING
©2002 NBGI ©2004-2007 STING
『ユグドラ・ユニオン』 公式サイト

D.H.E.シリーズのエピソード2を飾るタイトル。大陸世界にあるファンタジニア王国の王女・ユグドラが、盗賊王・ミラノと共に、新生ブロンキア帝国から祖国奪還を目指すタクティカル・ファンタジーRPG。カードとシミュレーションRPGを組み合わせたシステムは、独創的と高い評価を受ける。

ゲームボーイアドバンス版:2006年3月23日発売
PSP版:2008年1月24日発売
©2006 STING
©2006-2008 STING
『ナイツ・イン・ザ・ナイトメア』 公式サイト

国王の殺害から始まる古城「アーヴェンヘイム」で巻き起こった事件を描く、D.H.E.シリーズの3作目にして「エピソード4」となる物語。アクション、シューティング、シミュレーションとさまざまなゲーム要素を取り入れたシステムは「アクティブ&タクティカルRPG」と称され、他に類を見ない希代の一作となっている。

ニンテンドーDS版:2008年9月25日発売
PSP版:2010年4月22日発売
©2008 STING
©ATLUS CO.,LTD. 2010
『ユグドラ・ユニゾン ?聖剣武勇伝?』 公式サイト

『ユグドラ・ユニオン』の世界を舞台にしたスピンオフ作品。好きな勢力を選び、大陸の制覇を目指す国盗りシミュレーション。『ユグドラ・ユニオン』と同様に、カードを使ったシステムを採用。また、原作にはない、「ifのストーリー」が楽しめる。オリジナルは、ケータイアプリ『ユグドラ・ユニゾン』。

ケータイアプリ版:2007年11月1日配信開始
ニンテンドーDS版:2009年12月3日発売
©STING
©ATLUS CO.,LTD. 2009
『ブレイズ・ユニオン』 公式サイト

『ユグドラ・ユニオン』に登場した新生ブロンキア帝国。その前身となる「ブロンキア帝国」の時代を舞台にした物語。スピンオフ的な作品だが、ゲームシステムは『ユグドラ・ユニオン』を踏襲して「タクティクスカード」や「ユニオンシステム」を採用しており、人気キャラも多数登場するなど、前作の血統を受け継いだ内容となっている。

PSP版:2010年5月27日発売 ©ATLUS CO.,LTD. 2010
「《ジェノン》 このナンバーを公式サイトで入力してみて欲しいなぁ。 [アイギナ/ルシエナ:15159]」
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